
マサオは小学5年生。先生が仕掛けたいじめをきっかけに、クラス全体が同調してマサオいじめに興じる。そして現れたのがアオ。
主人公が小学生というので、のめりこめない壁があったけれど、まだ未発達な精神と最近よく言われる「怖くて逆らえない、自分が悪いんだと思ってしまう…なんていったけ…」そういう気持ちがよく描かれていると思う。読んでるうちになんだか悲惨な結末になるような予感がして、読むのをやめようかと思ったけど、最悪はまぬがれた感じです。現実と仮想現実との区別がつきにくくなっている今の子どもを書いてるようでもあり、そうでないようでもあり…
(追伸)でも、アオのことはなんだか心から消えてくれない。こんなに忘れられない話もめずらしい。