猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示する告白  湊かなえ

湊かなえ

★★
クリックしてね

私はこんな話は嫌いだ。
好き嫌いだけで判断したら★無しでもいいくらい。ただしれっと読んでしまえる引き込みかたや話の運び方は軽くて読みやすい。
『告白』の第一章として冒頭に納められている、「聖職者」」は第29回小説推理新人賞を受賞作品です。モノローグという形式で教師・森口悠子が話し始めたのは、「愛娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されたのだ」という告白、そしてその生徒を法にゆだねることなく、自らの手で苦しめるため異常な行動に出る。すこし違和感が残るものの読みやめるわけにはいかない。
次いで『殉教者』。クラス委員の北原美月による、その後のクラスの状況・・・悲惨だけれど現代の社会が抱える問題が浮き彫りにされている。
「慈愛者」「求道者」・・・とそれぞれの立場で告白が続くのだけど「信奉者」からは嫌悪感だけになる。最後の「伝道者」になるともはや読まなければよかったと思う。読後感最悪・・・
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この記事のみを表示する永遠の0  百田尚樹

百田尚樹

☆☆☆☆☆
ちょっと読めます

くままさんのおすすめ本。ありがとう!とっても感動しました。
零戦、特攻、戦争モノそんな気持ちで遠ざけないでください。激動の時代を生きた人達の気持ちが伝わってくるお話しです。舞台は太平洋戦争、零戦パイロットの話です。
人生の目標を失いかけてぶらぶらしていた主人公、佐伯健太郎が特攻で戦死した祖父のことを調べ始めます。初めは姉から頼まれてしかたなくだったのが、祖父の元戦友たちの昔話を聞くうちに、祖父の生きた時代、人を愛する気持ちがしみじみと伝わって、戦争がなんだったのか、人を愛するということはと深く考えるようになります。
そして、祖父・宮部久蔵の生き方は当時の日本人としてはそぐわなかったけれど、「生きて家族のもとへ帰りたい」という強い願いが周りの人に理解され尊敬されていきます。やがてそれが強い絆となり、一つに繋がっていきます。その一つに繋がったところが不思議で、哀しくて、強くてなんとも・・・・
特攻、回天、桜花、日本人の考え出した兵器のなんと恐ろしいこと・・・
いろんな人の話が、それぞれの角度から考えさせられてよかった。

この記事のみを表示する風が強く吹いている  三浦しをん

三浦しをん

☆☆☆☆☆
面白かったよ?

走り抜けるように、一気に読まないではいられない作品です。
面白かった?
最初の設定はちょっと無理があるかな?
と思って読み出したのですが、
竹青荘の住民たちがとても魅力的で、気にならなくなりました。

清瀬灰二は竹青荘の住民が10人そろったからということで
箱根駅伝を目指すことを提案します
陸上の選手は清瀬灰二と蔵原走だけで、後は素人です
箱根駅伝までの練習を積む間のかかわりもジーンときますが
箱根駅伝を走っている時の感動も、思いやりも
悲しい話ではないのに涙があふれます。
走のつっぱった性格もそれなりに好きだったし
神童やムサ、ゆきのキャラも好きです。
青春小説かな、とても共感できました。



この記事のみを表示する風に舞いあがるビニールシート

森絵都

☆☆☆
風に舞いあがるビニールシート

器を探して 
犬の散歩  
守護神  
鐘の音   
ジェネレーションX 
風に舞いあがるビニールシート
どの作品も楽しく読めました。
森さんの作品は、「いろんなことがあるけど、前向きに頑張ろう」って感じで、
児童書としてはとてもお勧めなんです。
読みやすいし、直球って感じで。だけどもの足りなさもあるんです。
短編だからかもしれないですが。

風に舞いあがるビニールシートのなかで気に入ったところがありました。
何日たった後でも思い出せるかメモしないでいたのですが
思い出せない・・・ということは、いいお話すぎたのかしら・・・
たぶん、エドが別れる時言った言葉なんだけど・・・
書き留めておけばよかった。
ちっとも感想になってないですね、 ( ̄▽ ̄;

この記事のみを表示する友情 武者小路 実篤

武者小路 実篤

128

高校生の頃、現国の先生に薦められて読んだんです。
でも、すっかり内容は忘れてました。学生の返却図書の中に見つけて、いまどき珍しいと手に取ったのが昨日。現代仮名遣いになっているのでとても読みやすい、と同時に違和感もありました。文章もこうして読むと素朴な感じです。
でも力強く伝わってくるものがありました。

主人公野島が恋に落ちた相手杉子をめぐって、親友の大宮との友情と恋愛の青春小説です。ですが、青春のあらゆるテーマがかかれています。
野島は杉子の行動や言葉に一喜一憂し、友人に嫉妬したり、嫉妬したことを後悔したり、嫌われてはいないと自信を持ったり、自信失ったり・・・時には一人で空想して杉子との未来を思い巡らせたりと、その気持ちが手に取るようにわかります。そして、この恋の相談相手が大宮であり、野島を応援してくれるのが大宮と、その従妹であり杉子の友達でもある武子です。
でも何より、今読んで感じることは、その時代の考え方に、今欠けているものがあるということです。時代が時代だからといえばそうなんですが、向上心というか、自分の進むべき道を求めて努力するというようなことかしら…
著者の言う神の存在については、いまいち理解できなかったんですが…

テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学

この記事のみを表示する永遠の出口  森絵都

森絵都

67

「児童文学の枠を超えて綴られた初めての作品」と紹介されていたので読んでみました。生徒には人気のある作家さんです。
時代背景がとっても懐かしく、「ああそうだったな」って思うところがたくさんありました。調子よく読めます。(一晩楽しみました)
小学生の頃の黒魔女とのことや、反抗した中学生、青春真っ只中の高校生と成長していく過程のなかで、人の分析が面白い。
まだ永遠の出口がどこなのか分からない私です。

この記事のみを表示するお年寄りと絵本を読みあう  村中李衣

村中李衣

46

福祉施設では地域の慰問を受けることは多い。でも、「みなさん」に向けての慰問であり、Aさんに会いに来ているわけではない。
読みあいは慰問を受けるという立場ではなく、いっしょに絵本を開いたら、それはAさんと私の間に生まれた「ひとつの場」。他の人とは違う空間がある、出会いがある。これもボランティアのひとつの方法だと思う。
ボランティアとは何かをしてあげるのでなく、自分も受ける対等な立場にあると思う。絵本を読みあうというひとつの方法で、相手から受ける目に見えない贈りものを大切にしたい。
この本では、お年寄りと絵本を読む時の心遣いが書いてある。「子どもと絵本を読みあう」もあり、同じように絵本の選び方や実践がまとめられている。
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