
タイトルにひかれて借りた本。
アメリカの発達心理学者ジェーン・ハーリー氏は「コンピューターを始めるのは、少なくとも論理的思考ができる11歳ごろが妥当で、それまでは生の材料から物事を考える体験を十分積ませることが大切」といっている。子どもの脳や体の機能の発達には臨界期があり、その時期を過ぎるとやり直しが難しくなるからだ。子どもは日々育っている、かけがえのないこの時期をどう過ごすかが問題だと著者は投げかけている。メディアについて学ばせながら、メディアに対する主体性を育てることが大切だと、私も思う。
詐欺と窃盗、殺人のニュースばかり流れるこの頃。色んなところに問題があるのだろう。でも、それだけでない、いい話もたくさんある。そのいい話をもっと前面に出していきたいものである。
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