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2007年4月から本を読むことがしんどくなってきました。 昼に結構な運動量ですぐ眠くなっちゃって・・・ だから50冊くらいしか読めていません。 植物の図鑑はかなり読んだよ 笑 その中で心に残っているのは
天と地の守り人(守人シリーズ) 上橋 菜穂子 くままさんからのお勧めの本 読書スランプの時ってこんな本いいですね。ずんずん読み進められます。 一気に最後まで読んだ感じです、とくに最後のこの巻は大好き。 一話一話広がっていく話の最終章です。 予想を裏切らない展開というのもなんだか気持ちのよい終わり方でした。
家守綺譚 梨木香歩 これはtodoさんに教えて頂いた本です。面白くてやめられないタイプの本ではないけれど しっとりと心にとけ込んでくるようでした。 「つい百年ほど前の物語」。亡き友人の家に「家守」として住むことになった文筆家の綿貫と、彼に恋する百日紅、この世ならぬもの達との仲裁をする犬ゴロー、時々現われる亡き友、そして彼を取り巻く河童や妖怪、木や草の精、人魚などとの生活が趣深く、ユーモラスに語られています。 不思議なはずの光景が軽やかに28話。花の持つイメージとかなさって好きでした。
海猫 谷村志穂 これはすばるママさんかな?教えて頂いたのは。 ドラマ化されるほど面白かった、一気に読めます。 主人公薫はロシア人との混血。「セルロイド人形のような」美しさで、かえって敬遠されています。孤独で、それでいて強くて「海猫」のような目をした女と表現されています。 その彼女の生き方と・・・親子3世代にわたる、女の一生が描かれています。 興味深いのは残された2人の娘の話。
空飛ぶタイヤ 池井戸 潤 これはkeiさんの本棚から見つけた本。 このお話はフィクションですが、○○自動車リコール隠しを題材にしているようです。 主人公赤松の運送会社のトラックのタイヤが走行中に突然外れ、運悪く歩行中の母子に当たり死なせてしまったことが物語のはじまりです。序章からぐいぐいと引き込まれてしまいました。
余命 谷村志穂 外科医の滴が結婚10年目にして授かった小さな命。喜びもつかの間、若い頃患った乳がんが再発する。選択肢は2つ。 癌の治療をするために子どもを諦める 命を削って子どもを生む。 信頼、尊敬、愛情そんな事をつくづく考えさせられました。 とっても綺麗な哀しいお話でした。
名もなき毒 宮部みゆき 事件は青酸カリによる無差別殺人事件をきっかけに展開されますが、 「名もなき毒」というタイトルのように 話の内容は人間のはく「名もなき毒」がテーマなのかな。 この世の中には「うその毒」がごまんとある。詐欺だったり、 人がはく「ほんとの毒」もある それが、うらみ、ねたみ、しっとからくるものだったり どれも人の心をうまく理解しないと乗り切れない。
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★楊家将 北方謙三 ★ 息をのんで読み進め、一言も漏らすまいと丁寧に読みました。でもさくさくと読めます。 楊家の一族にとっては、北から脅かす遼軍だけでなく、宋の将軍たちも次々と難問を突きつけてきます。そして滅びゆく人たちの叫びが戦場にのこされて、こんなに続きが読みたいと思った作品は久しぶりです。
★血涙 北方謙三 ★ 「楊家将」での死闘から2年後、四郎は遼国へ連れ去られ、五郎は行方不明。六郎と七郎が楊家を再興します。 立ちふさがる耶律休哥と石幻果。 戦場で六郎と石幻果が刃を交えた瞬間、悲劇が始まります。
★炎立つ 高橋勝彦 ★ アテルイと坂上田村麻呂の戦が終わって250年。平将門の乱が平定されておよそ100年後の陸奥の戦です。朝廷はこの頃も、蝦夷(えみし)たちを俘囚(ふしゅう)と侮るばかりです。その中で力をつけてきたのが安部頼良、その背後にアラハバキを祀る物部氏一族。自分達の暮らしを守るために、陸奥の平穏を願うために戦がおこります。 栄華を極める奥州藤原三代黄金文化の礎を築いた藤原氏の物語です。
★パイロットフィッシュ 大崎善生★ 内容は「アジアンタムブルー」をはさんだ前後。19年前の記憶から始まる。 先に「アジアンタムブルー」を読んでからのほうがわかりやすいかも。でも私的には「パイロットフィッシュ」のほうが好きです。たぶん主人公の山崎君が好きなのかな〜 人間には記憶を沈めておく巨大な湖のようなものがあって、その底には無数の過去が沈殿している。それが不意に浮かび上がってくることがある。そして、そのゆらゆらとした記憶から逃れることはできない・・・そんなことを思いながら読みました。
★センセイの鞄 川上弘美★ 高校で国語を教わったセンセイと、一杯飲み屋で隣り合わせてこの恋が始まる。主人公のツキコさんは38歳、センセイは70代。それでも同年代の男友達より、センセイに惹かれていく。 センセイは背筋をしゃきっと伸ばし、ジャケットを着、いつも同じ黒いかばんを頑固に持っている。ツキコさんとは酒の肴の好みも、飲み方も似ている。そしてお互いに憎まれ口を楽しみながらも淡々と過していく。そのやりとり、言葉や情景がとっても優しい。なんだかセンセイに見守られているようなそんな感じ。
★蒼穹の昴 浅田次郎★ 清朝末期、アヘン戦争後の列強の植民地化に苦悩する中国が舞台です。占い師白太太の天命を信じ、また天命にあがない生きる春児(チュンル)と史了の主人公を中心に、たくさんの語り手を登場させ、壮大な物語となっています。 学生のとき世界史で覚えた歴史上の人物が、人格を持ち思想を述べ、展開させていくその歴史がとても魅力的でした。
★分身 東野圭吾 ★ 今年も東野さんの本は何冊か読みましたが、面白く読めた本です。 鞠子の「もしかしたら、私は母に嫌われているんじゃないか…」というところから話が始まる。「分身」は様々な愛情のかたちについて考えさせられた。 北海道に住む鞠子の母は中1の時自殺した。それも、夫や娘を道連れにしようとして。 東京に住む双葉は、母の反対を押し切ってTV出演をした。それがきっかけで周りに変化が起こり、母が殺された。 2人はなぜ母が死んだのか調べていくうちに、それが出生の秘密につながり、お互いがそっくりである事実に気づく。そして追跡と逃走がはじまる。最後まで読まなきゃ、気になってしょうがないそんな本でした。
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火怨 高橋克彦 歴史物が苦手だった私に、大感動を与えてくれた本。 平和に暮らしていた陸奥の民が、八世紀、支配しようとする朝廷軍に立ち向かい、蝦夷としての誇 りと民の希望を守ろうとする話です。阿弖流為、母礼の思いが忘れられません
僕たちの戦争 荻原浩 戦争という重い歴史を、現代を生きる私たちにも共感できる 書きかたで描いている。 現代の若者の代表のような健太と、日本を命をかけて守ろうとした吾一は時代を超えて入れ替わる、愛する人を守るために命がけで生きてきた二人に、笑いあり 感動ありの読みやすい作品。
出口のない海 横山秀雄 人間魚雷回天に乗ることを志願した並木浩二。野球のこと、友達のこと、恋人美奈子のこと、戦争のこと、回天で出撃するということ、その気持ちの揺れが綴られている。バスの中でぽろぽろ涙がこぼれた。
トキオ 東野圭吾 ちょっと古いんだけど、東野さんの本の中でも特に面白かった。 時生はグレゴリウス症候群という病気で、20歳の命をおえようとしている。 ところが、ここから先がこの物語のいい所。時生は父拓実の23歳の頃に未来からやってくるのだ。スリルあり、笑いあり、そしてジーンと心にしみるそんな感 じ。
SPEED 金城一紀 ゾンビーズにはまったきっかけの本。 朴舜臣、南方、萱野、山下、アギ―、だだの高校生、ザ・ゾンビーズ。かっこいいよ〜(^_^;)ゞ私もお友達になりたい!だから佳奈子ちゃん の「鬼ごっこ でいうと、私はお豆みたいなもの・・・」という気持ちがひしひしと伝わってくる。
国銅 帚木蓬生 長門奈良登りで掘り出す銅造りの苦役もさることながら、都 での大仏建立という大事業に、「蟻」のように働いた人足の過酷な労働と生活、散った命が描かれています。地味な作品だけど、読んでよかった。人生どんなこ とがあっても諦めてはいけないと、国人をとおして思った。
破軍の星 北方謙三 「建武の新政」が失敗し、足利尊氏が実権を握ることになるまでの時代の乱れのなかの一こ ま。陸奥守北畠顕家の立場から書かれている。いつの時代も戦の犠牲となるのは弱者。それを知っている顕家の苦しみもまた顕家を魅力的にしている。
読書療法から読み あいへ 村中李衣 「読み聞かせ」じゃなくて「読みあい」について。 子どもやお年寄りと本を読みあうのです。大勢に読むのでなく、ひとりあるいは数人が対象で、本を通じて本の向こう側にあるものが見えてきそうです。向こう 側にあるもの、それがとても大事なことのように思えるんですね。
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