猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示する予知夢  東野圭吾

東野圭吾

60

「刑事は怪奇な事件を抱えて天才物理学者の扉を叩く」物語。ホームズ役は物理学者の湯川。ワトソン役は草薙刑事。2人で難事件を解決していく短編集。
それなりに面白い謎解きだけど、短編としては面白いほうだけど、どうにも物足りないのはなぜだろう。
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この記事のみを表示する死にぞこないの青  乙一

乙 一

59

マサオは小学5年生。先生が仕掛けたいじめをきっかけに、クラス全体が同調してマサオいじめに興じる。そして現れたのがアオ。
主人公が小学生というので、のめりこめない壁があったけれど、まだ未発達な精神と最近よく言われる「怖くて逆らえない、自分が悪いんだと思ってしまう…なんていったけ…」そういう気持ちがよく描かれていると思う。読んでるうちになんだか悲惨な結末になるような予感がして、読むのをやめようかと思ったけど、最悪はまぬがれた感じです。現実と仮想現実との区別がつきにくくなっている今の子どもを書いてるようでもあり、そうでないようでもあり…
(追伸)でも、アオのことはなんだか心から消えてくれない。こんなに忘れられない話もめずらしい。

この記事のみを表示する片想い  東野圭吾

東野圭吾

58

「片想い」のタイトルからくるイメージとは全く違う内容のようでもあり、「片想い」のとらえ方を考え直した作品でもある。東野さんの「片想い」私には重かった…
金八先生で上戸彩が演じた性同一性障害をきっかけに、ジェンダーの問題等最近は教科の中でも取り上げることが多い。でも、この本が連載された頃はまだ注目されていなかったので、東野さんってすごいなと思う。今読んだから理解できる。話の展開は予想できず、面白かった。
「片想い」作品の中には、いろんな形の片想いがあった。それぞれに思い当たること、共感できることがあり、客観的に自分を見つめ直すきっかけにもなった。

この記事のみを表示する七つの怖い扉  乃南アサ、夢枕獏、宮部みゆき他

夢枕獏

57

人気作家7人が書く、怖い話。怖いというより、うすらさむい、もの悲しい・・・・(しょうもなという感じのものもありますが)短編小説集。
宮部さんの「布団部屋」は貧しい家に育った姉妹の絆と鬼の対決。『骨身をおしまず一生懸命働くんだよ。結局は、よく働いた方が勝ちなんだからね。』という姉の言葉が印象的。これは好き。
乃南さんの「夕がすみ」は近頃の子どもにありがちな傾向かもと思う、自分勝手さ。うすらさむい。だけどこういうの最近多い。
獏さんのお話は、獏さんらしくて笑ってしまいそうです。他の方のお話もそれなりに面白いのですが、最近短編に物足りなさを感じるようになりました。

この記事のみを表示する変身  東野圭吾

東野圭吾

56

日記のアーカイブを作っている作業中、間違えて削除してしまいました。何を書いたのかもう思い出せません・・・(T_T)
子どもを助けようとして、銃で頭を撃たれた純一、脳移植で一命を取り留めた。でも、やさしくて内向的な純一が次第に変っていく。移殖された脳の影響?分かりやすい筋なんだけど、面白くて目が離せない。通勤のバスの中も、歩いている時も本を抱えてました。記述は少ないけど恵とのラブストーリーかも。
似たような展開に「アルジャーノンに花束を」があったけど、これはこれで面白かった。

この記事のみを表示する火車  宮部みゆき

宮部みゆき

55

カード社会がもたらした社会問題を背景に、自分の存在を消した主人公の話。
「幸せになりたかっただけなのに」と手をつけたローンやキャッシング。それが異様にふくらみ一家離散した喬子と自己破産した彰子。推理小説なんだけど、喬子や彰子、周りの人たちの心情も伝わって、考えながら読んだ作品。
なんだか、この境遇に置かれた主人公の喬子も被害者なんだろうなと思うと、この余韻を残した終わり方がわかるような気がする。
 気になった点は、弁護士の話す消費者信用の話はまだ未消化で、この話の中では浮いてる気がする。

この記事のみを表示するバッテリー  あさのあつこ

あさのあつこ

54

朝の読書の時間に読む本を借りてきて、と息子に頼まれて選んだ本です。
短時間ですっと物語に入っていけるような本。そうだ、生徒が「バッテリー」が面白かったと言ってたなと、借りてきたついでに、読んでみました。
第35回野間児童文芸賞を受賞した作品だけあり、作ったような回しもなくストレートに気持ちが伝わってきます。自信家でちょっと尖ったピッチャーの巧。周りの人の気持ちをくみ、あたたかい性格の豪。二人は引っ越した町で出会い、最高のバッテリーになる。そんな予感を残して2へと続きます。
主人公の巧は、自信家でその言動にハラハラさせられますが、それをカバーしながら青波、豪、おじいちゃんがうまく生きている。私はこの不器用な生き方好きかも。なんだか少し子どもの言い分がわかるかなというような場面もあり、なかなか良かった。
読書入門にはぴったりの本。次を読みたくなる、待ち遠しくなる。
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