猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示する落花流水  山本文緒

山本文緒

79

この前に読んだ本が「女の一生」だもんなぁ?。どう考えても不利。
手毬が7歳から話が始まり、母の律子、手毬、姫乃と同じ道を歩いている。この母娘の生き方は奔放で、最後に上手くボケた手毬も、律子も姫乃も好き勝手に生き、常識にとらわれない。
そういう意味では、日常の雑事に追われ何にもできないでいる私にとって、あこがれる生き方かもしれない。でも、こういう生き方は選ばないだろうな・・・いやその前に選ぶ選択肢もないだろうけど。
こういうのって、遺伝するのかな。遺伝というより、生活環境の中で、何を一番に優先するかなのでしょうけれど。でも親子って現実の中でも似てるよね。
それにしてもマーティルは理解できない。最初の印象と全く違う。彼もまた世の中の波にもまれこうなったのだろうか・・・とり止めもなく書いてしまいました。
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この記事のみを表示する女の一生  遠藤周作

遠藤周作

78

再読ですが、あらすじだけ覚えていて、ほとんど忘れてました。だから、20年前に感じた感想と今の感想は多分全然ちがう。
周りにキリシタンの人たちは多いのだけど、そんなこと意識して付き合ったことはなく、ここで遠藤周作の宗教観を読んで、今の日本人に欠けているのは、こんな気持ちなのではないかしら・・・と思った。
信仰のために流刑になった清吉に寄せる、ひたむきな気持ちが悲しくなる。
マリア様は本藤のように強い人より、伊藤のように人間的に弱い者に慈悲をかけてくれると言うプチジャン神父。伊藤のしたことは許せないけど、もしハライソという世界があるならキクはそこで幸せになっていると、現世で報われなくても来世で幸せになれるというのだろうか。私にはキクが不憫でならない。
長崎が舞台なので、もう少し深く読んでみようと思う。

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この記事のみを表示する いとしのヒナゴン  重松清

重松清

75

「ウッシー」の次は「ヒナゴン」あたりー!
ちょっとこれなんだろう?と読み始めた。やめようかな、とも思った。始の50ページあたりまで。きっとそういう人多いんじゃないかな・・・でも最後まで読むことをおすすめします。この本はやっぱり重松さんの本でした。
幼馴染っていいな、転勤族だった私には幼馴染はいない。中学のときの友達、高校のときの友達、そんな感じで区切られている。それでも「友達っていいな」って思いました。こんな風にありたい。
「ヒナゴン」さて、この生物は最後に実態を表すのですが、どういう風に理解したらいいんでしょう。

この記事のみを表示する池袋ウエストゲートパーク  石田衣良

石田衣良

74

これも高校生に人気のある作品。
ウエストゲートパークで起こる事件を、真島誠が解決していく。カッコよく。
シリーズの第1巻。今の子どもたちには身近で、分かりやすくて、かっこよくて、スリリングではまってしまう子も多い。1巻は事件が4っつ。中でもサンシャイン通りの内戦は面白かった。誠は優等生でもないし、普通でもない、どっちかといえばプーだし、ワルの分類。だけどこれがカッコイイんだな。
きっと私が今の若者なら崇拝したかも。

この記事のみを表示するうけるプレゼンの技術が面白いほど身につく本  長尾裕子

未分類

77

プレゼンテーションについての入門書。といっても解りやすく書いてあるので初めての人にはとっつきやすいかも、ここには「心がまえ」みたいなことが書いてある。だから、専門的なことになると他にも参考文献が必要です。
「情報」を視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の五感で収集する量を100とするなら、視覚が80、聴覚が12、その他が8という割合になるといわれている。この本ではそれに基づいて「プレゼン」のポイントをまとめてある。
プレゼンの手伝いをして、何が一番困ったかというと、PCのハードディスクが故障したり、フリーズした場合。換えの機材は用意できるけれどバックアップをとっていなかった場合、どうしようもない。言葉づかいや態度など、そんな基本的なことが書いてあるので初めてプレゼンする人は読んでおくといいかもしれない。

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この記事のみを表示するオロロ畑でつかまえて  荻原浩

荻原 浩

73

「自分ちの庭で見つからねものは、どこいったって見つからね」この本での収穫。
牛穴村、日本最後の秘境、人口300人。かんぴょう、オロロ豆、ヘラチョンベ、フタマタカズラ、ゴンベ鳥、冬虫夏草のクモタケそれぞれに面白い話がついている。村おこしを願う青年団と広告会社の仕掛けた「ウッシー」をめぐって話が展開。軽くて笑える本。今の私にはぴったり。毎日しんどい生活してます。

この記事のみを表示する 母恋旅烏  荻原浩

荻原 浩

72

仕事が忙しくて読書の時間がとれません(T_T)
荻原さんの作品がフィットするのは、きっと同じ年代だからかも。話し方、考え方に同世代の感覚がある。「母恋旅烏」は始のほうは少しコミカルすぎるかな、と思ったのですが途中からその話術に染まってしまった。誘惑や僕たちと同じく後半は一気に読んでしまいたくなります。寛二君も可愛いけど、今回は母親に共感・・・?荻原さんは清太郎を通して「男ってこんなものだ」といいたいんだろうけど、主人公として読んでる分は面白いし理解できるけどね。これ以上書くとヤバイので終わり。

この記事のみを表示する 僕たちの戦争  荻原浩

荻原 浩

71

もし、2005年のマイベストを作るなら、これはトップに来る位面白かった。
時代を超えて、健太と吾一は入れ代わる。健太は戦争真っ只中に、吾一は現代に。
 現代の若者の代表のような健太にとって、軍隊は理解しがたいものだっただろう。その中での出会った人たちが未来へと繋がっている。そして、ミナミに会いたい、守っていきたいという気持ちから、駆逐艦に突っ込んで行く。健太にとっては「ミナミのいる現代にどうにかして帰りたい」そのための行動だったんだけど、たくましくなっている。
 一方吾一は、自分が命をかけて守ろうとした日本に、この現代に疑問をもちながらも、受け入れていく。ミナミに出会って。そして、昭和20年に死ぬことが分かっていても、そこに入れ代わった健太がいることが分かるから、なんとか「もどろう」とする。
戦争という重い歴史を、現代を生きる私たちにも共感できる書きかたで描いている。この作品が伝えようとしている何かを、受け止めたい。
 ホントに面白かった。前半は笑えるところもあり、後半は読むのをやめられなくなる。
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