猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示するおめでとう  川上弘美

川上弘美

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なんと8月まだ2冊目…
川上さんの文は好き。のほほんとした文の中に時々出現する文語体、や古語それがなんだか心地いい。主人公の名前だっていまどきないような鳩子やら竹雄。
そしてこの「おめでとう」には12の恋の物語がおさめられている。ちょっと切ないような、うふふと笑えるような、心の中の気づくか気づかないかの細やかな気遣いとか、そんなしみじみとした心が描かれている。
なんだかいいなぁ?
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この記事のみを表示する最後の息子  吉田修一

吉田修一

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長崎出身の作家なので読んでます。
芥川賞をとった「パークライフ」より好き。
学生、フリーターなど、社会に出て一人前の人間となるまえのモラトリアム(古い言い方かも、今はなんていうんだろう?)の時代を書いている、青春小説?
「最後の息子」「破片」とも平凡な日常の生活から、登場人物の心を想像できるんだけれど、どちらも一つづつ心に残っている。だけど、言葉に表現できないんです…
「閻魔ちゃん」かわいい、おかまの閻魔ちゃんがどうしても変えることのできない事実、「あなたを最後の息子にする」事に対する罪悪感?遠慮?そう言う思いが、なんのかのと言っても心のわだかまりみたいにあることが人間らしくて好き。
「岳志」ストーカーみたいでちょっと怖いけど、こんな風な愛し方ができるなんて小説だったら可。なりゆきみたいに一緒に住んでいる「ぼく」が別れを決意したのは、岳志の好きな人を守ろうという思い。家族や周りの人の言葉をどう受け止めるかが、この作品の読み方のポイントかも。
最後の「Water」これは、私としては面白かった。
中・高と水泳部をやってきて共感する部分が多くて、それに、上の2つとは違って、話がストレートでとってもわかりやすい。こういう時代を過ごしてきたかも?
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