猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示する疾走  重松清

重松清

146

重かった、ほんとに重かったずっしりと
こんな話は小説の中だけ?じゃないと私は思う。
シュウジのことを「おまえ」と呼ぶ語り手が誰なのか
予想はしていたのだけど、最後になってわかったとき、
この話の形がわかりました。
兄にいじめられたシュウジ。犯罪者の弟シュウジ。
父に捨てられたシュウジ。母に愛されなかったシュウジ。
クラスで孤立したシュウジ。行き場所がなくなったシュウジ。

アカネが好きなシュウジ。エリを目標に孤高の人を目指し、
家族も好きで、心の底では人とつながっていたいと思い、
故郷に帰りたいとも思っている
孤独と暴力、聖書、殺人
キーワードしかかけないくらい重くて終わります。
最後「比類なき感動のクライマックス」の意味がわかったとき
シュウジのことが哀しくて。


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この記事のみを表示するあなたと、どこかへ。  吉田修一他7名

吉田修一

145

「日産TEANAスペシャル・サイト発信、8人の短篇の名手が書き下ろした、8つの愛の情景。」と裏表紙に書いてありました。
一緒にドライブする「あなた」が弟であったり、夫、元彼女、元彼、昔の思い出、好きな本などで、こんなドライブしてみたい…と思えるような内容でした。なんだかいい話。
石田衣良の「ぼくたちは一番大事なことは誰にもいわずに、きちんと挨拶や仕事をして、何とか日々をやりくりしているのだ。それに疲れると、こうして本を読むだけの寂しい旅にでてみたりする」というところにふっと共感を覚えたりもする。
角田光代の現実に疲れて引きこもった姉とドライブする弟の話も、よかった。
林望のお互い20歳で結婚して、20になった娘の誕生日のドライブもよかった
でもどれもこれもいい話すぎるのもしゃくにさわる。
ひねくれもんです。
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