猫とワタシ

ほんの覚書

読書感想文を書くようで、ちょっと恥ずかしいんだけど ... ネタバレしないように書いてます。

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この記事のみを表示する蒼穹の昴  浅田次郎

浅田次郎

150

随分時間がかかりました。
私にとってはサラリと読めるほどやさしくはなく、何度も読み返し読み返ししながら、登場人物を把握していった感じです。
面白いんだけど、簡単には読み進めない本でした。
今上巻を読み終えたところです。下巻は速いかもね。
時代は清朝末期、占い師白太太は、糞拾いの春児に「 汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう・・・」と予言するところからはじまります。

今朝5時までかかって一気に読み終えました。
後半は早いです。そしてこの後半を読むために前半は時間をかけて読んだ甲斐がありました。もちろん前半も面白いので読むのは苦痛じゃなかったけど、私の歴史の認識力では時代が前後してたので難しかったのかも。でも詳しく知らなかったから後半はやめられないくらい面白かった。

清朝末期、アヘン戦争後の列強の植民地化に苦悩する中国が舞台です。占い師白太太の天命を信じ、また天命にあがない生きる春児(チュンル)と史了の主人公を中心に、たくさんの語り手を登場させ、壮大な物語となっています。
学生のとき世界史で覚えた歴史上の人物が、人格を持ち思想を述べ、展開させていくその歴史がとても魅力的でした。

「運命は与えられるものではなく、築いていくもの」という作者のメッセージもしっかりと伝わってきました。

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この記事のみを表示する黒い天使になりたい  谷村志穂

谷村志穂

149

「楊家将」の余韻を引きずって読み始めたので、しまった?
と思ったんですが、「愛しのガリガリ君」あたりから面白くなってきました。
『携帯電話が紡ぎ出す<ナニカ サミシイ>愛の形を哀切に描き出す感動作22篇。』が収められています。
誰のHPから選んで予約したのか忘れちゃったけど、今時のお話なのに、なんだかふわっとしたものが伝わってきます。
「日曜の夜のラジオボイス」「風の岬」なんか好きだったな。

この記事のみを表示する楊家将  北方謙三

北方謙三

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BOOKデータベースより
「舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。」
上手くまとめられそうにないので、ちょっと手抜きだけどこの物語の始まりをコピペしました。
とっても面白かったです。面白かったという表現は当てはまらないんだけど、息を呑んで読みすすめました。
でもどうして私の読む歴史ものは最後は悲しいんでしょう・・・
この気持ちを雪ぐため、この続きを読みたい!
といっても続きあるのかな・・・

登場人物、特に楊家の一族は個性があってすぐになじんできます。どの兄弟もそれぞれにいい男ですが、私が好きだったのは四郎、あれからどうしたんだろう・・・知りたい。四郎延朗はどこか冷めている、それがすこしづつ変わっていく、父や長男延平、瓊峨姫によって。将としても成長していく。耶律休哥に助けられたあとはわからない。
下巻では楊業と息子たちの前に、「白き狼」と恐れられている耶律休哥が立ちはだかる。たのみの宋軍将軍たちは一筋縄ではいかない。次々と難問を突きつける。そして滅びゆく人たちの叫びが戦場にのこる。
いつの時代も戦いによって民も将も死んでいく、一体何のための戦なのかと考えてしまう。

この記事のみを表示するナイフ  重松清

重松清

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イジメをテーマにした作品が5つ。
いじめられている本人、父親、友達と立場を変えて描かれている。内容もこれでもかと思えるようなイジメの場面、苦痛の場面が多い。ゲームとしてのイジメ。
どの作品も小中学生の子どもを持つ家庭が舞台になっていけれど、いじめられている子どもだけでなく、父親、母親、友達、兄弟の姿が浮かび上がっている。
一番好きだったのは「エビスくん」じわっと気持ちが伝わってくる。なんとも不思議な人間関係だ。本を読んでいるから理解できるような部分はたくさんあるが、お気に入り。
ビタースイートホームの母親は私だな、読んでてため息がでそうでした。でも気持ちはよくわかる。
ワニとハブとヒョウタン池でのあたしは二女ならこうするだろう。と、どの作品も現代の家族を描いているホントに身近な作品でした。考えさせられました。多分しばらく頭から離れてくれない作品でした。
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